| ◆ Q77.「PTA」って何ですか。 | |
|
2005/10/20 (Thu)
A.維持透析の長期化や糖尿病等の血管合併症の多い透析患者の増加により、透析シャントのトラブルに遭遇することは多く、このアクセストラブルは、透析効率の低下から生命予後に影響を与える重要な合併症です。できるだけ現存のブラッドアクセスを温存し、透析効率を維持することが透析患者の長期予後とって必要です。ブラッドアクセスの修復法としてのブラッドアクセス・インターベンション治療(「BAIVT<無理に日本語に直すとブラッドアクセス介在治療>」)は、アクセストラブルへの対処方法としての新しい選択肢であり、外科的再建術に比して低侵襲で、多くの透析患者からも歓迎されている治療法です。種々あるこの治療法の中で、最も基本的な手技であり・最も頻度の多い抹消血管に対するバルーンカテーテルによる「経皮的血管形成術」が、ご質問の「PTA(正確にはバルーンPTA)」ではないかと思います。外科的な修復が主として障害脈管を避けてその中枢側にシャント血流を確保する方式であるのに対して、「PTA」をはじめとする「BAIVT」は障害脈管を修復して血流の再開を目論むものです。脈管の温存性からは、当然「BAIVT」に軍配が上がります。 |
|