Q33.低Ca血症を補正し、生理的量の活性型ビタミンDを内服しても、なおかつ副甲状腺機能亢進がみられるのは何故ですか。

2004/05/10 (Mon)
A.副甲状腺細胞は、通常血中Ca濃度が上昇したり、活性型ビタミンDが働いたりすると、PTHの産生を抑えますが、腎不全の状態ではこれらの抑制機構(ネガティブフィードバッグ)が効きにくくなっており、PTHの産生が亢進したままになっています。また、PTH刺激による骨からのCaの放出も鈍くなっており、十分なCaの遊離がないため、ますますPTHが分泌される状態になっています。この状態が長く続くと、次第に副甲状腺は肥大し、結節性過形成と呼ばれる状態になります。


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