Q3.国内外を問わず旅行が好きなのですが、旅行先でも透析は受けられますか。

2004/05/06 (Thu)
A.仕事や観光で国内外を旅行する透析患者は、近年次第に増えてきています。当然のことながら、透析患者は健康な人よりも周到な準備と余裕をもったスケジュールを心がける必要があります。
 具体的に国内と海外に分けて説明します。
【国 内】
国内の場合は、あまり問題となることはありません。透析施設は全国各地に存在するからです。
旅行先で透析を受けるためには、主治医の紹介状が必要になります。
旅行業者が透析患者向けのパッケージ旅行をときどき企画しますので、これに参加する方法が最も簡単でお勧めです。
現在の主治医の紹介状は準備の都合上、早めに主治医に依頼し、あらかじめ旅行先の透析施設へ送っておくか、電話・FAX等で連絡をとっておきます。
【海 外】
信頼できる大手の旅行会社の透析患者向けツアーに申し込むのが間違いのない方法です。英文の紹介状(Medical Information Sheet)を主治医に書いてもらい、業者を通して現地の病院に送ります。
海外の場合は、アジア・アメリカ・ヨーロッパ等で透析の様子が異なりますので、以下の点に注意が必要です。
@ シャントは十分なものでなければならない。
A 特殊な穿刺針を用いている人は、それを持っていくこと。
B ヨーロッパ、アメリカでは、透析はベッドではなくリクライニングの椅子で行なっている。
C 着替えはせず外着のまま透析することが多く、靴も履き替えない。
D 透析を受ける部屋でも気温の変化に対応できる用意はしていくこと。(上着・毛布等)
E 日本ではほとんど重曹(透析液)であるが、いまだに酢酸透析の国もある。
F 日本ではほとんどしないが、穿刺部に麻酔をすることもある。
G 透析費用は、国ごとまた施設ごとにより大きな差があるが、1回10,000円〜70,000円位か。(ハワイでは30,000円〜40,000円位)
H 領収書・カルテコピー・紹介状コピー等の必要書類を帰国後に社会保険事務所に提出すれば、8割位還付してもらえる。
I 有名な観光地であれば、旅行者専用の透析施設がある。


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