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β2―マイクログロブリン(mg/l) |
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略 語 |
β2−MG−S |
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基準値 |
0.7〜2.0 |
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解 説 |
β2ーマイクログロブリンは、慢性腎不全・急性腎不全・糸球体障害や血液疾患・悪性腫瘍・感染症・膠原病等で上昇します。透析患者の場合、手根管症候群等透析アミロイドーシスの原因となるたんぱく質です。β2ーマイクログロブリンは、全身の細胞で作られ、ほぼ100%糸球体で濾過されます。そして、その99.9%は尿細管で再吸収代謝されます。つまり腎臓が正常であれば血中のβ2ーマイクログロブリン濃度も一定に保たれるのですが、腎不全になるとβ2ーマイクログロブリンが体内にだんだんと溜まってきます。ただし、これだけではアミロイドーシスにはなりません。何らかの原因にによってβ2ーマイクログロブリンが変質して、はじめてアミロイド化するのです。即ち、β2ーマイクログロブリンが変質すると脱アミド化という反応を起こし、やがて重合化してアミロイドになっていくと考えられています。そして、長い年月のうちにアミロイド化したβ2ーマイクログロブリンがAGE化(AGE=蛋白質を糖質とともに保温するとメイラード反応と呼ばれる化学反応が起こる結果生じる物質の総称のこと)すると、マクロファージ(大食細胞)を呼び寄せ、種々のサイトカイン(免疫、炎症に関係があり、細胞から分泌される蛋白質)を放出させて骨や関節に悪影響を及ぼしはじめるというわけです。β2ーマイクログロブリンの様々な除去方法が試みられていますが、完全なものではありません。
透析患者の場合、「20以下」が望ましい数値です。(透析前) 尚、透析液のエンドトキシン濃度が高い場合で、特にハイパーフォーマンス膜を使用している場合には、透析液側から血液側へエンドトキシンが移行し、その結果、β2ーマイクログロブリンが上昇すると報告されています。 それから、肝炎等の慢性的な炎症でもβ2ーマイクログロブリンは上昇しますし、風邪程度の急性炎症でも一時的に上昇します |
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フェリチン(ng/ml) |
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略 語 |
Feri |
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基準値 |
男性17〜292・女性6〜167 |
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解 説 |
フェリチンは、貯蔵鉄の量を表す数値で、鉄欠乏症や鉄過剰の判定に用います。血清鉄(Fe)が正常であってもフェリチン値が低い場合は潜在的鉄欠乏状態と言えます。また、生体内の貯蔵鉄とは関係なく、各種の癌で高数値になります。 |
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HBs−Ag(CLIA)(IU/ml) |
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略 語 |
HBS−Ag |
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基準値 |
0.05未満 |
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解 説 |
HBs−Ag(CLIA)は、B型肝炎ウイルス(HBV)の抗原のことで、B型肝炎感染の有無を調べます。 |
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HCV(CLIA)(S/CO) |
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略 語 |
HCVーAb |
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基準値 |
1.00未満 |
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解 説 |
HCV(CLIA)は、C型肝炎ウイルス(HCV)の抗原のことで、C型肝炎感染の有無を調べます。 |
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梅毒脂質抗体 |
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略 語 |
RPR |
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基準値 |
(―) |
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解 説 |
RPRは、梅毒感染の有無を調べます。これが(−)であれば梅毒に感染していないことが判ります。 |
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梅毒TP抗体 |
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略 語 |
TPHA |
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基準値 |
(―) |
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解 説 |
TPHAは、梅毒の血清反応による検査で、これが(−)であれば梅毒に感染していないことが判ります。 |
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白血球(100/μl) |
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略 語 |
WBC |
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基準値 |
40〜90 |
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解 説 |
白血球は、好中球・好酸球・好酸球・リンパ球・単球の総称で、身体を防御してくれる働きががあり、各感染症・血液疾患(白血病等)・癌・アレルギー疾患等でこの数値が高くなります。 ・白血球 30〜80100/μl
・好塩基球 0〜2%
・好酸球 1〜6%
・好中球 50〜75%
・リンパ球 10〜40%
・単球 2〜8%
尚、白血球数の危険あるいはすぐに対応しなければ病的異常と判断する限界値は、下限値としては「2000/μl」、上限値としては「12000/μl」程度と思われます。こうした透析患者にみられる白血球数異常の原因について改めて次に掲げておきます。
(白血球数減少) (白血球数増加) @尿毒症 @感染症(細菌・真菌等) A薬剤性骨髄抑制 A慢性炎症(アミロイド関節炎等) B感染症(ウイルス・重症感染) B膠原病(関節リウマチ等) C低栄養状態 C悪性腫瘍 D肝硬変 D白血病 E骨髄異形成症候群 Eアレルギー性疾患 F再生不良性貧血 F急性血栓症(心筋梗塞等) G悪性貧血 G喫煙 Hストレス 最後に、白血球数に影響を及ぼす薬剤を次に載せておきます。 (白血球数減少を起こす薬剤) @H2ブロッカー(胃炎や胃潰瘍の治療薬) A抗生物質 B非ステロイド系消炎鎮痛薬 C降圧薬 D免疫抑制薬 E抗腫瘍薬 (白血球数増加を起こす薬剤) @ステロイド剤 |
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赤血球(10000/μl) |
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略 語 |
RBC |
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基準値 |
男性430〜570・女性390〜520 |
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解 説 |
赤血球は、細胞内に含まれるヘモグロビンによって肺で受け取った酸素を体内に供給し、体内で発生した炭酸ガスを肺で放出するガス交換を行っています。貧血をみるとき検査します。この数値が低いと貧血が疑われます。骨髄による造血機能を反映します。 |
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血色素量(g/dl) |
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略 語 |
Hb |
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基準値 |
男性13.0〜17.0・女性11.5〜15.5 |
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解 説 |
血色素量は、赤血球内に含まれる血色素(ヘモグロビン)の量のことを言います。この数値が低いと貧血が疑われます。 |
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ヘマトクリット(%) |
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略 語 |
Ht |
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基準値 |
男性38.0〜50.0・女性34.0〜45.0 |
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解 説 |
ヘマトクリットは、全血液中の赤血球の占める容積比率のことです。貧血があるかないかチェックする数値です。 <採血日>
わが国では通常週はじめの透析開始前の採血が大部分ですが、欧米では週中日(月水金では水曜)のデータが用いられています。しかし、一般に週はじめの体重増加量は中日より大であり、希釈により過小評価されています。 因みに、某施設では週中日のヘマトクリット値は、週はじめに比べ平均0.57ポイント高値であったことが報告されています。
<体位>
ヘマトクリット値は採血時の体位によっても変動します。即ち、透析前の座位に比べ臥位後10分のヘマトクリット値は平均2ポイントも低下し、また臥位後も30分以上ヘマトクリット値が低下し続けることも知られています。
これは、臥床すると循環血液量が増加し、血液が希釈されるためと考えられています。
<透析前後>
除水により血液が濃縮されるため、透析後にはヘマトクリット値は一般に上昇します。(除水の少ない場合は体位の影響が勝って低下するときもあります。)
即ち、ヘマトクリット値の透析前値と上昇%は相関し、除水率とも相関します。
ヘマトクリット値に関する議論はすべて透析前値で論じられていますが、本来ドライウエイト(透析後)でのヘマトクリット値を論じるべきとも考えられ、除水量の多い患者では透析後値も測定すべきです。
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MCV(fl) |
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基準値 |
83.0〜97.0 |
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解 説 |
MCVは、MCH・MCHCと同じ赤血球恒数と呼ばれているもので、赤血球1個1個の大きさを示しています。 |
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MCH(pg) |
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基準値 |
28.0〜34.0 |
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解 説 |
MCHは、MCV・MCHCと同じ赤血球恒数と呼ばれているものです。 |
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MCHC(%) |
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基準値 |
32.0〜36.0 |
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解 説 |
MCHCは、MCV・MCHと同じ赤血球恒数と呼ばれているものです。 |
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血小板(10000/μl) |
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略 語 |
PLT |
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基準値 |
14〜34 |
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解 説 |
血小板は、血液を固めて自然に出血を止める働きがあります。 |
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網状赤血球(0/00) |
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略 語 |
レチクロ |
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基準値 |
4〜20 |
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解 説 |
網状赤血球は、抹消血中の赤血球1000個に含まれる数(0/00;プロミレ)で表され、骨髄での赤血球産生の指標となります。 |
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好塩基球(%) |
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略 語 |
Ba |
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基準値 |
0.0〜2.0 |
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解 説 |
好塩基球は白血球の種類の一つで、この数値は、白血球に占める割合を表します。増加を示す病態・疾患としては、
@慢性骨髄性白血病(好中球・好酸球ともに上昇する)
A甲状腺機能低下症があります。 尚、2005年、東京医科歯科大学の烏山一教授らは、血液中に極少量しか含まれていないこの「好塩基球」という白血球の一種が、アトピー性皮膚炎や喘息等慢性アレルギー疾患の発症の引き金役になっていることを発見しました。
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好酸球(%) |
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略 語 |
Eo |
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基準値 |
0.0(+)〜7.0 |
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解 説 |
好酸球は白血球の種類の一つで、この数値は、白血球に占める割合を表します。花粉症等のアレルギー性疾患・感染症等でこの数値が上昇します。 |
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好中球(%) |
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略 語 |
N |
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基準値 |
40.0〜70.0 |
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解 説 |
好中球は白血球の種類の一つで、この数値は、白血球に占める割合を表します。
どのような疾患や病態があるのかについて次にまとめておきます。
(好中球減少) (好中球増加) @炎症の一部(ウイルス感染症の一部、 @細菌感染症(敗血症、
チフス、マラリア等) 肺炎、他) A無顆粒球症(薬剤の副作用で起こる A血液疾患(白血病、骨
好中球減少) 髄繊維症、他) B肝硬変 B組織損傷(心筋梗塞、
C薬剤、放射線障害等 手術後、火傷、他) C非感染性炎症(リウマ チ熱、膠原病、他) D悪性腫瘍(胃癌、肺癌 、他) E薬物(アドレナリン、 ステロイド、他) F心理的ストレス等
尚、透析患者では、好中球の割合が多く、リンパ球の割合が少ない傾向にあります。
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リンパ球(%) |
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略 語 |
Ly |
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基準値 |
20.0〜50.0 |
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解 説 |
リンパ球は白血球の種類の一つで、この数値は、白血球に占める割合を表します。
どのような疾患や病態があるのかについて次にまとめておきます。
(リンパ球減少) (リンパ球増加)
@リンパ腫 @ウイルス感染症(伝染性単核症<発熱、
A再生不良貧血等 咽頭痛、リンパ節腫脹>、風疹等)
A急性・慢性リンパ性白血病 B甲状腺機能亢進賞症 C薬物過敏症等 |
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単球(%) |
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略 語 |
Mo |
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基準値 |
3.0〜8.0 |
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解 説 |
単球は白血球の種類の一つで、この数値は、白血球に占める割合を表します。感染症の一部・急性炎症の回復期・単球性白血病・原虫・リケッチア症(昆虫媒介疾患)・中毒の一部等でこの数値が上昇します |
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尿素窒素(mg/dl) |
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略 語 |
BUN |
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基準値 |
8〜22 |
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解 説 |
腎臓の機能が悪化するにつれてこの数値が上昇していきます。 |
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クレアチニン(mg/dl) |
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略 語 |
CreaもしくはCRTN |
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基準値 |
男性0.6〜1.0・女性0.4〜0.8 |
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解 説 |
腎臓の機能が低下するにつれてこの数値が上昇してきます。 |
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尿酸(mg/dl) |
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略 語 |
UA |
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基準値 |
男性4.0〜7.0・女性3.0〜6.0 |
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解 説 |
尿酸は、たんぱく質を構成するある種の物質から体内で作られるものです。通常“痛風”のもとになる物質で、腎臓から排泄されるため腎不全の場合も体内に蓄積してきます。透析をしている場合、この値が高いからといって痛風になるわけではありませんが、たんぱく質の摂取が過剰であるとより高い数値になります。 |
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ナトリウム(mEq/l) |
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略 語 |
Na |
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基準値 |
135〜147 |
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解 説 |
ナトリウムの代謝は、主として副腎皮質ホルモンによって調節されています。塩分を取りすぎるとこの数値がやや高くなり、水分を取りすぎるとやや低い数値になります。下痢嘔吐がひどくても低くなります。 |
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カリウム(mEq/l) |
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略 語 |
K |
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基準値 |
3.5〜5.0 |
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解 説 |
このカリウムは、私自身もかなり神経質になっています。なぜならば、大なり小なりほとんどの食品に含まれ、特に果物・生野菜・豆類等に多く含まれており、この数値が高くなると、高カリウム血症(6.0以上―6.5以上になると速やかに治療が必要―)を起こし不整脈から心不全を引き起こして死に至る危険性があるからです。(7.0以上で心臓停止の危険)従って、摂りすぎは禁物であり、生の果物・野菜は摂らない方が無難です。また便秘傾向や胃腸から出血している場合には、カリウムを多く含む食品をあまり食べていなくても高くなりますので注意が必要です。また、同じ量のカリウムを摂取しても筋肉量の大小によってカリウムの上昇程度が異なります。即ち、たとえ同じ量のカリウムを摂取しても、筋肉量の少ない透析患者ではカリウムがより大きく上昇します。従って、筋肉量が少ない高齢者や全身衰弱の著しい透析患者は高カリウム血症をきたしやすいようです。ときには嘔吐下痢等で低カリウム血症になる場合もあり、逆にカリウムをとらないといけなくなることもあるので厄介です。 健康な人は余分なカリウムは尿として排泄されますが、人工透析患者はそうはいきませんので、この数値が高い場合は薬を飲んででも下げる必要があります。いずれにしても、食生活の改善等主治医の先生や栄養士さんの指示に従うことが重要です。 透析患者の目標値は透析前数値で「3.5〜5.5」です。 透析後は「3.0〜4.0」でコントロールするのが理想的です。 血清カリウム値の参考評価を次に載せておきます。 《血清カリウム値の参考評価》 @6.5mEq/l以上・・・・・・危険 A6.4〜6.0mEq/l・・・・要注意 B5.9〜5.5mEq/l・・・・やや注意 C3.6〜5.4mEq/l・・・・安全 D3.5mEq/l以下・・・・・・低K血症要注意 <8mEq/l以上になると心停止の危険性が高まります。> 尚、カリウム値が高い(6.0〜 6.5mEq/l)ときの7つのチェックポイントを紹介して おきましょう。
1.野菜、フルーツの食べる量は多くないか。
2.肉や魚、牛乳等の副食を摂取しすぎていないか。
3.豆類(大豆・納豆・煮豆・ピーナッツ等)の食べる量は多くないか。
4.いも類は食べすぎていないか。
5.海草類(ワカメ・コブ等)等を摂取しすぎていないか。
6.100%果汁のジュース・トマトジュース・野菜ジュースは飲んでいないか。
7.食事の全体量、食事のバランスに問題はないか。
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クロール(mEq/l) |
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略 語 |
Cl |
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基準値 |
98〜108 |
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解 説 |
クロールは、重炭酸イオンとともに重要な陰イオンで、細胞外液の約60%を占めており、ナトリウムやカリウムと同様に浸透圧の維持や酸塩基平衡の調節をつかさどっています。透析患者では、希釈性の低ナトリウム血症、低クロール血症の傾向にあり、96mEq/l以下は低クロール血症と定義されます。透析患者で高ナトリウム血症、高クロール血症を伴う場合は、高Na透析、血圧低下時の生理食塩水、高張食塩水投与による影響を考慮します。
以下に低クロール血症(95以下)及び高クロール血症(110以上)になる原因を載せておきます。 (低クロール血症) (高クロール血症) @水過剰 @水欠乏 ・水分の過剰摂取 ・意識障害による水分摂取不能 ・心不全 ・不感蒸泄、発汗の増加(発熱、熱射病) ・非代償性肝硬変 ・熱傷 A塩分欠乏 ・消化液喪失(下痢、嘔吐) ・消化液喪失(下痢、嘔吐、胃管 ・過剰な限外濾過(血液透析による過除水) などによる消化液吸引) Aクロール過剰 ・低Na透析 ・高Na透析 B呼吸性アシドーシス ・クロール過剰投与 ・慢性閉塞性肺疾患 食塩、塩化アンモニウム、塩化カリウム、 アミノ酸製剤 B呼吸性アルカローシス 過換気症候群、サリチル酸中毒 尚、クロール(Cl)は言わずと知れた塩(NaCl)の片割れですが、Naとの差が血液のアルカリ(炭酸水素・HCO3)の換算に用いられます。即ち、「炭酸水素=Na−Cl−(12〜14)」の式が多くの場合利用され、24mEq/l程度が正常です。この値が20mEq/l以下であれば、血液が酸性になっている可能性が疑われます。 |
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カルシウム(mg/dl) |
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略 語 |
Ca |
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基準値 |
8.4〜10.0 |
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解 説 |
活性型ビタミンD製剤などを投与されている場合には、高カルシウム血症に注意が必要です。カルシウムはできるだけ基準値に近付ける必要があります。高カルシウム血症では、しびれ・便秘・腸閉塞・意識障害・をきたすことがあります。 <参考>Payneのカルシウム補正式
補正Ca値(mg/dl)=実測血清Ca値(mg/dl)+〔4−血清Alb値(g/dl)〕
尚、透析前より透析後のカルシウム数値が高くなる場合は次の理由によるものです。 カルシウムは血液のPHによりイオン化カルシウムが変化します。アルカローシスになるほど結合型のカルシウムが増え、透析性のあるイオン化カルシウムは減ります。
従って、例えばカルシウム2.5mEq/Lの透析液であっても血液側にカルシウムが補充されます。
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無機リン(mg/dl) |
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略 語 |
P |
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基準値 |
2.5〜4.5 |
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解 説 |
リンとカルシウムは共存関係にあり、腎不全ではリンは高めカルシウムは低めになります。 |
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マグネシウム(mg/dl) |
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略 語 |
Mg |
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基準値 |
1.8〜2.4 |
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解 説 |
マグネシウムは、食物摂取時に生体内に吸収され、細胞膜でのナトリウムやカリウムの輸送促進等の働きがあります。 |
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総蛋白(g/dl) |
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略 語 |
TP |
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基準値 |
6.5〜8.2 |
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解 説 |
血清中のたんぱく質は、アルブミンやグロブリン等100種類以上存在しており、それぞれ生命維持に重要な役割を担っています。総蛋白は、たんぱく質の濃度を示します。栄養不足や透析不足、老廃物の蓄積があると低くなります。この数値自体には、合併症がある場合などで個人差がありますが、今後できるだけ基準値に近づけ、それを維持していくことが大切です。 |
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アルブミン(g/dl) |
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略 語 |
Alb |
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基準値 |
3.7〜5.2 |
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解 説 |
アルブミンは、肝で合成される血清総蛋白の約60%と血清蛋白の中に一番多く含まれる蛋白の総称で、膠質浸透圧の維持に関係します。 |
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総コレステロール(mg/dl) |
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略 語 |
T―cho |
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基準値 |
120〜219 |
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解 説 |
総コレステロールは、血液中の何種類かあるコレステロールの総量です。 |
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中性脂肪(mg/dl) |
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略 語 |
TG |
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基準値 |
50〜149 |
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解 説 |
中性脂肪は、食事によって摂取される脂肪のほとんどを占めエネルギー源として使われます。余分な中性脂肪は脂肪組織や肝臓に貯蓄され、これが肥満の原因となります。 |
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HDLコレステロール(mg/dl) |
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略 語 |
HDL―C |
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基準値 |
男性40〜80・女性40〜85 |
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解 説 |
HDLコレステロールは、俗に善玉コレステロールと呼ばれているもので、血管壁に付着する余分なコレステロールを取り除いて肝臓へ運ぶ作用があり、この数値の低値は動脈硬化を示唆しています。 |
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LDLコレステロール(mg/dl) |
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略 語 |
LDL―C |
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基準値 |
70〜139 |
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解 説 |
LDLコレステロールは、俗に悪玉コレステロールと呼ばれているもので、肝臓から末梢組織へコレステロールを運搬するというHDLコレステロールとは逆の働きをします。LDLコレステロールが大量にあると、コレステロールが沈着した血管壁にさらにせっせとコレステロールを運搬し、動脈硬化を促進する方向に働きます。透析患者の場合は「100」未満を目標にします。(透析前) |
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AST(GOT) (IU/l) |
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略 語 |
AST |
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基準値 |
8〜40 |
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解 説 |
AST(GOT)は、心臓や肝臓に多く含まれる酵素です。急性肝炎の早期診断、経過観察の指標となります。また、慢性肝炎の再燃時に高くなり、さらに心筋梗塞や心筋炎でも高数値となります。こういった病気のない透析患者は通常この数値は低くなりますが、いずれにせよこの数値が変動する場合にはいろいろ調べてみる必要があります。透析患者の場合、基準値上限の30後半から40くらいであっても異常と考えることがあります |
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ALT(GPT) (IU/l) |
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略 語 |
ALT |
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基準値 |
5〜35 |
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解 説 |
ALT(GPT)は、急性肝炎の早期診断、経過観察の指標となります。また、慢性肝炎の再燃時に上昇し、AST(GOT)より肝臓に多く含まれます。こういった病気のない透析患者は通常この数値は低くなりますが、いずれにせよこの数値が変動する場合にはいろいろ調べてみる必要があります。透析患者の場合、基準値上限くらいでも異常と考えることがあります。 |
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LDH(IU/l) |
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略 語 |
LDH |
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基準値 |
101〜224 |
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解 説 |
LDHは、多くの組織に存在するので、検査数値が高くなってもどこに異常があるか分かりません。LDHには5つのタイプがあり(アイソサイムと言います)、それぞれの組織によって、その分布に特徴があります。この数値が高い場合には、どのアイソサイムが上昇しているかを調べることによって、病変部位を推測できます。 |
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ALP(IU/l) |
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略 語 |
ALP |
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基準値 |
93〜344 |
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解 説 |
ALPは、肝臓・骨・胆のうに多く含まれる酵素で、通常肝臓、胆のう胆管の異常で高くなるものとして知られていますが、透析患者の場合にはむしろ骨の異常を表す指標になります。長期透析を続けているといろんな原因(主として低カルシウム高リン)で副甲状腺(甲状腺の裏にある米粒大の小さな組織)が腫れてきて、副甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、このホルモンが骨に働いて(骨に負担をかけて)骨がもろくなったり、骨のカルシウムが足りなくなったりするわけです。症状としては、関節や骨の痛みが生じます。(肩、手の関節や脊椎、大腿骨におこることが多いです)そうした場合にALPが高くなってきます。副甲状腺の腫れは初期のうちであればビタミンDの飲み薬で調節して抑えることもできますが、ある程度以上の腫れになると手術で取ってしまうことも必要になります。 |
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γーGTP(IU/l) |
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略 語 |
γーGTP |
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基準値 |
男性70以下・女性30以下 |
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解 説 |
γーGTPは、健康な人でもお酒の飲み過ぎで高くなりやすいもので、一般の検診にも使われているおなじみの指標です。胆汁うっ滞時・アルコール性肝障害・肝悪性腫瘍のときこの数値が上昇します。 |
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コリンエステラーゼ(U/l) |
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略 語 |
ChE |
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基準値 |
260〜380 |
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解 説 |
コリンエステラーゼは、肝臓の機能を表す数値です。肝疾患、特に慢性の肝疾患の肝機能検査として必須の検査です。ChEは、たんぱく合成能に左右されるため、アルブミン数値が並行して変化することもあります。 |
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総ビリルビン(mg/dl) |
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略 語 |
T−Bil |
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基準値 |
0.2〜1.2 |
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解 説 |
総ビリルビンは、肝臓の機能を表す数値です。高数値を示す場合(黄疸)が異常となります。 |
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血清アミラーゼ(IU/l) |
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略 語 |
Amy |
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基準値 |
33〜115 |
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解 説 |
血清アミラーゼは、主に唾液腺や膵臓から分泌され、その他肝臓・肺・心臓・横紋筋・腎臓・小腸・乳腺・甲状腺・脂肪組織等にも含まれています。 |
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グルコース(mg/dl) |
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略 語 |
Glu |
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基準値 |
60〜110(空腹時) |
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解 説 |
グルコースは、いわゆる血糖値のことで血液中のブドウ糖濃度を示します。糖尿病でこの数値が上昇します。特に高齢透析患者には、低血糖発生時の自覚の問題等から、厳格な血糖管理は行なわないというのが一般的なようです。次に健賢糖尿病患者血糖コントロール(ここではグルコースのみ)の評価を載せておきます。糖尿病透析患者の場合も、この評価をベースに日々の血糖管理を行いましょう。
(優) (良) (可) (不可)
・空腹時血糖値 80〜110未満 110〜130未満 130〜160未満 160以上
(mg/dl)
・食後2時間後 80〜140未満 140〜180未満 180〜220未満 220以上
血糖値
(mg/dl)
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血清鉄(μg/dl) |
||||||||||
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略 語 |
Fe |
|||||||||
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基準値 |
男性70〜160・女性50〜140 |
|||||||||
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解 説 |
血清鉄は、低いと貧血の原因になります。(鉄欠乏性貧血)
尚、「鉄欠乏」は“状態”であって、「貧血」は“結果”です。「鉄欠乏=貧血」でなく、「鉄欠乏⇒貧血」と考えましょう。それから、小球性貧血(「MCV」80以下)の患者では、赤血球をじっくり育てることが大切で、エリスロポエチンを投与せず、鉄剤の静脈注射で対応するのはこのためです。 最後に付け加えておきますが、鉄剤の静注は、酸化ストレス、感染症、C型肝炎を悪化させ、動脈硬化に関連する可能性があります。
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UIBC(μg/dl) |
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略 語 |
UIBC |
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基準値 |
139〜297(年齢とともに減少) |
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解 説 |
UIBCは、鉄欠乏性貧血・真性多血症等でこの数値が高くなり、慢性感染症・肝疾患・悪性腫瘍等で低い数値になります。 |
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TIBC(μg/dl) |
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略 語 |
TIBC |
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基準値 |
299〜395 |
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解 説 |
TIBCは、UIBCと同様鉄欠乏性貧血・真性多血症等でこの数値が高くなり、慢性感染症・肝疾患・悪性腫瘍等で低い数値になります。 |
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CRP(定量) (mg/dl) |
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略 語 |
CRP |
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基準値 |
0.30未満 |
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解 説 |
CRPは、感染症・悪性腫瘍・心筋梗塞等、組織の炎症や崩壊があると血中に増加するたんぱく質で、あらゆる炎症のモニターとして有用であり、血中のCRP濃度を知ることにより、炎症や組織障害の存在を推測できます。 |
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ヘモグロビンA1c(%) |
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略 語 |
HbA1c |
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基準値 |
4.3〜5.8 |
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解 説 |
ヘモグロビンA1cは、糖尿病の代表的な指標であり、血糖が高い時間が長いほどこの数値が高くなります。その時の血糖値が比較的良くてもこの数値が高い場合には、特に食後にかなりの高血糖になっていることが予測されます。糖尿病の場合7%(本当は6%位)を切ることが目標です。透析患者の場合にはやや低めにでてしまいますので、腎不全のない糖尿病患者よりちょっと厳しく考えるのが理想です。この数値で糖尿病患者の1〜2ヶ月前の血糖のコントロール状態(平均血糖)がわかってしまいますので、ごまかしのきかない指標です。健腎糖尿病患者のヘモグロビンA1cの評価を参考までに次に載せておきます。 (優) (良) (可) (不可) 尚、エリスロポエチン製剤の投与により、ヘマトクリットが急速に上昇している時期には、ヘモグロビンA1cは見かけ上、低値を示すことに気を付けなければなりませんが、このような場合に用いるヘモグロビンA1c補正式があります。 補正ヘモグロビンA1c=実測ヘモグロビンA1c+0.19×ΔHt-0.04 但し、ΔHtはヘモグロビンA1c測定時におけるヘマトクリット値とその2週間前のヘマトクリット値との差を示します。 |
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グリコアルブミン(%) |
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略 語 |
GA |
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基準値 |
11.8〜16.3 |
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解 説 |
グリコアルブミンは、半減期が約17日間とHb(60〜90日)より短いため、ヘモグロビンA1cより、より短期の血糖の指標として厳格な血糖コントロールが必要なときに使用されますが、腎不全や透析患者には厳格な血糖コントロールが必要なことが少なく、また腎不全や透析患者では最終糖化産物(AGE)が血中に蓄積することが知られており、偽上昇をきたすと考えられていますので、一般的には用いられません。従って、透析患者の正常値は不明です。しかしながら、ヘモグロビンA1cに比べ、増血剤エリスロポエチン製剤による変動がないグリコアルブミンを血糖管理の指標とするのが良いとする考え方もあり、血糖コントロールの参考になるので、私の場合必要に応じ検査してもらっています。 |
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心胸比 |
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略 号 |
CTR |
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基準値 |
男性50%以下・女性55%以下 |
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解 説 |
胸部のレントゲン写真でみた胸の巾に対する心臓の巾の割合を言います。余分な水分が身体にたまってくるとこの数値が大きくなってきます。但し、心臓の病気(弁膜症・心筋症・心不全等)があったり、長時間に高血圧で心筋の肥大があったりするとこの基準数値以上でもよしとする場合があります。また、最初から心臓がかなり小さい人もいますので、50%まで体重を増やす(除水をひかえる)ことは間違いです。また、細身の人の心胸比は、大きめになります。 |
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心電図 |
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解 説 |
心電図検査では、 |
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透析量 |
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| 略 語 | Kt/V |
| 目 標 値 | 1.0〜1.2 |
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解 説 |
「透析量(Kt/V)」は、1回の透析で身体の体液量に比べ何倍の血液量から尿素が浄化されたかを表します。「Kt/V」の「K」はダイアライザーの尿素を浄化する能力(尿素クリアランス)、「t」は透析時間、「V」は総液体量を表します。透析患者の尿毒症に起因する有病率は、この「Kt/V」が0.8以下で高く、0.9〜1.5へと上がるほど持続的に減少します。できるだけ1.2以上が望ましいと言われています。「透析量(Kt/V)」は、1回の透析で身体の体液量に比べ何倍の血液量から尿素が浄化されたかを表します。「Kt/V」の「K」はダイアライザーの尿素を浄化する能力(尿素クリアランス)、「t」は透析時間、「V」は総液体量を表します。透析患者の尿毒症に起因する有病率は、この「Kt/V」が0.8以下で高く、0.9〜1.5へと上がるほど持続的に減少します。できるだけ1.2以上が望ましいと言われています。「透析量(Kt/V)」の数値が低い場合は、一般的には透析時間の延長(5時間以上透析)が最も効果があると言われています。その他の方法としては、シャントの状態や穿刺血管の太さなど個人差がありますができ得る限り血流速度を上げるとか、クリアランスの大きいダイアライザーに変えるとか、「血液透析濾過法(HDF)」に切り替えるとかがあります。 |
| PCR(g/kg/日) | |
| 目 標 値 | 0.9以上 |
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解 説 |
たんぱく質が適正に摂れているかどうかの血液検査には、BUN・総蛋白・アルブミン等の他、[PCR(蛋白異化率)]という指標があります。「PCR」は栄養状態の指標であり、単位は(g/kg/日)です。この数値の計算には、前回終了時の尿素窒素(「BUN」)数値と次回透析前の尿素窒素(「BUN」)数値が必要で、連続する2回の透析で採血する必要があります。(そのために「1W中間」<透析前>採血があります。)「PCR」は、安定した透析患者では食事記録による1日のたんぱく摂取量と密接に関連します。 |
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whole-PTH(pg/ml) |
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| 略 語 | w−PTH |
| 基 準 値 | 9〜39 |
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解 説 |
副甲状腺ホルモン(PTH)は、84個のアミノ酸から構成される「ポリペプチド」で、生体内の「カルシウム(Ca)」及び「リン(P)」の代謝調節を行っている重要なホルモンです。 |
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オステオカルシン(ng/ml) |
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| 略 語 | OC |
| 基 準 値 | 3.1〜12.7 |
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解 説 |
オステオカルシンは、骨芽細胞により合成される蛋白質で、骨疾患において骨の代謝回転状態を把握する骨代謝マーカーです。<測定法:IRMA (ビーズ固相法)> 透析患者では、30〜80ng/ml前後がOC管理の目標値です。 透析患者の場合は、この範囲以下で低回転骨、この範囲以上で高回転骨の状態にあると判断されます。 |
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hANP(pg/ml) |
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| 基 準 値 | 40以下 |
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解 説 |
「hANP」は、透析終了時採血でみる体液量管理指標で、正式には「血漿心房性Na利尿ホルモン」と言います。ドライウェイト判定の参考数値です。 |